壱岐での根魚釣り・タックルの準備でお悩みではないでしょうか?
壱岐の根魚と言えばカサゴを始め、ハタ類も種類が多く、様々な魚種が釣れる事が魅力です。
しかし、初めて壱岐の根魚釣りに挑戦される方は、狙うシーズンや必要なタックルについて迷ってしまう事が多いかもしれません。
そこで今回は、壱岐の根魚を釣るために絶対に抑えておきたいポイント、「特徴」「時期」「タックル」について、目安の1つとしてご紹介したいと思います。
近々来島予定がある方、今後壱岐で根魚釣りをされる方は、ぜひご覧ください。
壱岐の根魚釣りの特徴
壱岐は根魚の宝庫、とにかく魚影が濃く、1年中根魚釣りを楽しめる島です。
島を囲む海の海底は、岩場になっている場所が多く、根魚にとって住みやすい環境になっています。
特に、芦辺町・郷ノ浦町・勝本町は磯の割合が多く、根魚のランガンをするには最適なエリアとなっています。
この壱岐の根魚釣りゲームは「釣れる魚の種類が豊富」「アタリが無限」「アベレージサイズがデカい」など、3点が特徴です。
釣れる魚の種類が豊富
一言に根魚と言っても、釣れる魚の種類は豊富です。
壱岐の海には、カサゴ(アラカブ)・キジハタ・アオハタ・マハタ・メバル・クエ・オコゼなど、様々な根魚が生息しており、釣れる魚種の多さが魅力です。
釣りで狙っただけでもアタリが多く、魚の多さに驚かされますが、実際に潜って確認すると、更に数の多さに圧倒されます。
アタリが無限
根魚釣りは他の釣りと比べ、アタリが多い事が魅力です。
表現としては、「アタリが多い」というよりも、「アタリが無限」の方がしっくりくるイメージです。
ひとたび底にルアーを落とすと、アタリが得られ、違う方向に投げるとまたアタリが得られます。
一定の場所でアタリが無くなれば、移動し、底を探る。
ランガンスタイルで釣りをすると、1日遊び続ける事が可能です。
アベレージサイズがデカい
釣れるサイズは、全体的に大きめです。
具体的には、殆どの場合20㎝近くあり、好条件の時には平均が25cm近い場合があります。
基本的に島内で釣れるサイズは方が良く、キープできる食べごろサイズです。
中には、岸から30㎝オーバーのカサゴがヒットする事もあります。
状況によっては小さい個体が釣れる事もありますが、全体的にサイズは大きく、しっかりとした引きを楽しむ事ができます。
(※ 15㎝以下の小さい魚はできる限りリリースしていただけると、資源保護に繋がります。)
<カサゴを餌釣りで狙いたい方は下記をご覧ください。>
壱岐の根魚を狙える時期
根魚と一括りで言っても、魚種が多いため、ここではカサゴ・ハタ類についてご紹介します。
時期によって釣り易さは異なりますが、カサゴ・ハタは共にどちらも1年中釣れる魚です。
カサゴは秋~冬(11月~4月)、ハタは春~秋(7月~9月)が特におすすめの季節です。
<根魚釣り 時期目安>
春
カサゴが産卵に絡む時期。サイズが大きく、数も釣れる。キビナゴが入っているエリアを見つけると爆釣が始まる。
ハタは水温の上昇と共に、釣れだす。釣れ始めは小型が多い印象。
夏
カサゴはやや停滞期。釣れなくはないが小型が増える印象。ネンブツダイが先に食ってくる事がある。
ハタが産卵に絡む時期。至る所で活性が上がっている印象。中層でも喰ってくる。
秋
カサゴの活性が上がり始める時期。20cm近いサイズの数釣りが楽しめる。
ハタの存在感は徐々に薄くなり始める。朝マズメなどに、不意に大型が現れる。
冬
カサゴが産卵に絡む時期。30㎝級の大型が狙える季節。数釣りも魅力。
ハタの姿が少なくなる時期。ルアーを底に落とすと、ハタよりもカサゴの反応が良い。
(※あくまでも、個人の感想です。)
壱岐の根魚を狙える場所
島内の殆どの場所で狙う事が可能、中でも磯は一級の釣り場です。
その他にも、防波堤、根が絡んだサーフ、テトラ帯、漁港など様々な場所で狙う事が可能です。
特に、魚が隠れれそうな岩陰、隙間、海藻がある場所が狙い目。
そして、壱岐の良い所は、磯に面している防波堤が複数あり、足場が良い場所から岩場へ投げ、根魚を狙える事です。
始めて釣りに挑戦する方にも、釣り易い場所となっています。
壱岐の根魚を狙うタックル
壱岐で根魚釣りをする際には、専用の根魚タックルを使用されている方は殆どいません。
多くの方が、エギングタックル・シーバスタックル・アジングタックル・ヒラスズキタックルなどを使用されています。
理由は、どのようなタックルを使用してもおおよそ釣れるためです。
扱うルアーの重量、ロッドの長さ・パワー、ラインの強度等を考慮した上で、使い易いタックルを使用する事がベストです。
それでもタックル選びが気になる方は、「漁港向けのライトタックル」「外洋向けタックル」の2種類をベースに使い分ける事をおすすめします。
「漁港向けライトタックル」
その名の通り港内・テトラ帯・防波堤・磯の足元周辺などで釣りをする際に使用。10g前後までのリグを想定。
「外洋向けタックル」
中型~大型の根魚を視野に入れたタックル。
1つポイントとしては、外洋向きに根魚を狙う場合には、急なゲストに注意が必要です。
ゲストとしては、マダイ・クロダイ・ヒラメ・マゴチ・イサキ・ヒラマサ・ブリ・スズキ・クエなど、大型魚がヒットする可能性があります。
ヒットした際にキャッチ率を上げたい場合には、タックルはある程度パワーがあるシーバスタックルなどがおすすめです。
これから道具を購入・準備される方は、下記が参考です。
ロッド
<漁港向けライトタックル スペック 目安>
- 長さ 6~8ft前後
- 2~10g前後のリグを使用できるロッド
おすすめはこちら↓
<外洋向けタックル スペック 目安>
- 長さ 9ft前後
- 30g程のリグを使用できるロッド
おすすめはこちら↓
リール
<漁港向けライトタックル スペック 目安>
- PE0.6~0.8号 100m以上巻けるリール
- シマノ C2000番・2500番 ノーマルギヤ・HG
- ダイワ 2000番・2500番 ノーマルギヤ・H
おすすめはこちら↓
<外洋向けタックル スペック 目安>
- PE1.0~1.5号 150m以上巻けるリール
- シマノ C3000番・3000番・4000番 ノーマルギヤ・HG
- ダイワ 3000番・4000番 ノーマルギヤ・XG
おすすめはこちら↓
ライン
<漁港向けライトタックル スペック 目安>
- メイン PEライン0.6~0.8号
- リーダー フロロカーボン2.0~3.0号
おすすめはこちら↓
<外洋向けタックル スペック 目安>
- メイン PEライン1.0~1.5号
- リーダー フロロカーボン4~6号
おすすめはこちら↓
ルアー
<漁港向けライトタックル スペック 目安>
- アジングで使用するリグで可
- 1.5g前後のジグヘッドリグ
- 7g前後のメタルジグ など
<外洋向けタックル スペック 目安>
- 20g前後のジグヘッドリグ
- 25g前後のメタルジグ・スピンテールジグ など
まとめ
今回は、壱岐の根魚を釣るために絶対に抑えておきたいポイントをご紹介しました。
壱岐は根魚(カサゴ・ハタ)の魚影が非常に濃い島となっています。
島の根魚釣りは、「釣れる魚の種類が豊富」「アタリが無限」「アベレージサイズがデカい」の3点、釣り人にはポジティブな要素が詰まった特徴があります。
また、1年を通して狙う事ができますが、カサゴは秋~冬(11月~4月)、ハタは春~秋(7月~9月)が特におすすめの季節です。
どのようなタックルでも狙う事ができるので、余分な道具の準備が不要、空いた時間に手軽に楽しめる釣りとなっています。
手軽にできる割には、アタリ・サイズが魅力的で、満足度が高い釣りとなっています。
そして、急なゲストも、油断が出来ません。
ルアーフィッシング初心者の方・爆釣を味わってみたい方は、ぜひお試しください。
釣れた際には、掲示板に釣果のご報告をいただけると嬉しいです。
<↓↓壱岐で人気があるルアーフィッシングターゲット 一覧↓↓>
〇アジ『【完全攻略ガイド】壱岐アジング・アジの釣り方|シーズン・タックル』
〇ヒラマサ・ブリ『【完全攻略ガイド】壱岐ヒラマサ・青物の釣り方|シーズン・タックル』
〇アオリイカ『【完全攻略ガイド】壱岐エギング・イカの釣り方|シーズン・タックル』
〇ヒラスズキ『【完全攻略ガイド】壱岐ヒラスズキの釣り方|シーズン・タックル』