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【ヒラスズキ】プロ愛用!釣れるおすすめ最強ルアー15選|2024年 決定版

ヒラスズキ釣りに使用されるルアー

ヒラスズキが釣れるルアーをお探しではないでしょうか。
メディア・雑誌などには情報がありすぎて、どこのメーカーのルアーがオススメなのか迷ってしまうかもしれません。

今回は壱岐の磯歴14年以上の私がプロアングラーも愛用している【ヒラスズキが釣れるオススメルアー】についてご紹介したいと思います。

一言にヒラスズキが釣れるルアーと言っても、種類は複数あります。
特にユーザーである私個人が使用していても釣果が出せるルアー・持っていれば役に立つルアーを厳選してご紹介しています。

また、実績があるルアーには、それぞれある共通した特徴が5点かありますので、合わせてまとめています。
これからルアーをご購入される方は、ぜひご覧ください。

この記事は以下のような方におすすめ
・ヒラスズキが釣れるルアーをお探しの方。
・ヒラスズキ釣りに最適なルアーを知りたい方。

↓↓ ヒラスズキゲームには挑戦するなら魚影が濃い壱岐がオススメ! ↓↓

もくじ

ヒラスズキ釣りに最適なルアーの選び方・特徴5点

ヒラスズキ釣りに使用されるルアー

過酷な自然条件下で行うヒラスズキゲームでは、ルアー性能は釣果を分ける超重要な要素。

何となくのルアーチョイスで釣りへ行くと、釣りが成立しないと言っても過言ではありません。

釣りのイメージとしては風が強く、一般的な釣りであれば断念するような気象条件。
波のウネリで海面が荒れる中、ピンスポットへルアーをキャストし、サラシがある海中へルアーを潜らせます。
時には足場が高い場所や、海面に近づけない後方に立ち位置を取る場合があり、ルアーを回収する際には岩へぶつけていまうこともしばしば。

ヒラスズキゲームとは、大自然の中で楽しむエクストリームな釣りとなっています。
このようなエクストリームな状況で釣果を出すには、荒れた状況でも本来の性能を十分に発揮してくれるルアー選びが重要となります。

具体的には、下記の5点がヒラスズキゲームに最適なルアーの特徴です。

  • 飛距離
  • 水噛み
  • 装着できるフックサイズ
  • カラー
  • 壊れにくさ

特徴1「飛距離」|向風・強風でも風を切り裂いて飛ぶルアーが大活躍!

向風・強風時に飛距離を出せるルアーは、特に重要です。

ヒラスズキゲームで必要になるサラシができる際には、大きく2パターンがあります。(1と2が合わさることもある)

  1. 爆風により波が高くなったことによってできるサラシ。
  2. 沖からのウネリよってできるサラシ。

私がいつも釣りを行う「壱岐」では、パターン1がメインです。
北混じりの爆風の時化によってできたサラシで、ヒラスズキを釣るイメージです。
その為、向風でも飛距離を出せるルアーが大活躍します。

一方、遠浅が多い地形ではパターン2が当てはまり、太平洋に面する「房総半島」などが例に挙げれらることがあります。
風が強く吹かなくても、ウネリが高いことがあり、波のセットによってサラシができることがあります。

いずれのフィールドにおいても、風が強い場合には風を貫きながら飛距離を出せるルアーが有効ですし、遠浅の地形においても沖のサラシを狙う為には飛距離が欠かせません。

とにかく飛距離にこだわりたい場合には、『ジャンプライズ』のルアーを選ぶと向風でも飛行姿勢が崩れにくく、風を切って飛んでいくルアーが多いのでオススメです。

特徴2「水噛み」|荒れた海ではルアー次第で操作性が激変!

しっかり水を噛んでくれるルアーは、ヒラスズキゲームで使い易いルアーの特徴の1つ。
特に、荒れた波の中でもしっかり泳いでアピールしてくれるルアー、足場が高い場所でもレンジが上がりづらく泳ぐルアーなどが役に立ちます。

ヒラスズキゲームでは、波が複雑に荒れた海で釣りをすることもしばしば。
水噛みが弱いルアーは、波に負けてしまったり、スローリトリーブなどではアクションを上手く出せなかったりします。

また、場所によっては足場が高い場所から狙う場合があります。
水を噛まないルアーは、強風の場合には水面を滑ってしまってしまい、アクションが非常に困難。
リトリーブによってルアーが浮き上がったり、スローリトリーブではアクションできなかったりします。

ルアーを選ぶ際には、水噛みが良く、アピール力・レンジキープ力が高いルアーがおすすめです。

特徴3「装着できるフックサイズ」|強烈な引きに耐えれる強度が重要!

ルアーを選ぶ際には、ヒラスズキの引きに耐える強いフック・大きいフックを装着できることは重要な要素の1つ。
ヒラスズキはとにかく引きが強烈、フックには強い負荷がかかります。
初心者の方は、あまりの引きの強さに驚いてしまうかもしれません。

さらに磯でのヒラスズキゲームでは、場所によりヒラマサなどの青物がヒットする場合があり、強引なファイト・パワーが必要。
ルアーに標準装備されている純正フックでも釣り自体は可能ですが、魚がヒットした際には曲がってしまい、貴重な魚をバラすことに繋がります。

曲げられない為にも、目安としては#4番以上、パワーはMH・Hといった太軸フックがおすすめです。

特徴4「カラー」|慣れないうちは視認性重視のカラーが役立つ!

ルアーのカラーは、「釣り人からの視認性」「魚へのアピール」といった観点で重要な要素。

釣り人からの視認性に関しては、特に初心者の方では釣果を分ける要素になるかもしれません。
ヒラスズキゲームでは、基本的に荒れている海で釣りを行いますが、状況よってはサラシが濃い場合、一面にサラシが広がる場合などがあります。
ルアーがパール系のカラーでは、キャストした後、ルアーを目で追う際にサラシとルアーが重なって見えずらくなることがあります。
一方バック(ルアーの背中)にピンク・黄色が入っているカラー、ベースにシルバー系・ブラック・レッドを使用しているカラーは釣り人からの視認性もよく、使い易いカラーになります。

魚へのアピールと言った点では、カラーによってルアーの見え方が変わることがポイント。
カラーの分類としてはナチュラル系、チャート系、クリア系などに分けることができます。
ナチュラル系はデイゲーム向き、チャート系は濁り潮やナイトゲーム向き、クリア系は澄み潮向きなどと言った使い分けが一般的な一例。
また、それぞれのカラーによって「光の反射」「光の透過」「膨張感」なんどが異なることが特徴。
ただし、どのカラーも試す価値があり、絶対にこのカラーが釣れるといった確実性はないため、ご自身で試行錯誤を重ねることで必勝パターンが見えてくるかもしれません。

特徴5「壊れにくさ」|強度が弱いルアーは破損が頻発!

ヒラスズキゲームでは、ルアーが壊れにくいことが重要。

サラシ打ちでヒラスズキを狙う場合、ほとんどの場合は海が荒れている、もしくは風が強い状態の中での実釣。
波が強い場合には、波打ち際よりも後方に立ち位置を取る場合があり、ルアーを岩にぶつけずに回収することが難しい場合があります。
風が強い場合には、キャストコースが風によって流され、岩にルアーを直撃させてしまうかもしれません。
もしルアーが岩に当たった際、ボディ強度が弱いルアーでは一撃で割れてしまうことがあり、大きな痛手となってしまいます。

またリップが折れやすいルアーも注意が必要。

破損が気になる場合には、頑丈さが有名な『ジャンプライズ』もしくは個人的に丈夫と感じる『ダイワ』のルアーがオススメです。

困った際のご参考!ヒラスズキゲームで活躍するプロアングラー

ヒラスズキを狙う釣り人

ルアー選びに悩んだ際には、実際にヒラスズキゲームで活躍されているプロアングラーが使用しているルアーを選ぶと間違いがありません。

ヒラスズキゲームでは下記の方々がプロアングラーとして活躍されています。

  • 赤木光広さん(シマノ、DUO)
  • 井上友樹さん(ジャンプライズ)
  • 川上靖雄さん(アイマ)
  • 鈴木斉さん(シマノ、アイマ)
  • 松岡豪之さん(シマノ、DUO、DUEL)
  • 山田秀樹さん(アイマ)
  • 山本典史さん(ダイワ)
  • レッド中村さん(ポジドライブ、アピア)
  • 大川漁志さん(がまかつ、ジャンプライズ)

上記のプロアングラーを検索するとヒラスズキ釣りに関する記事・動画など役に立つ情報が溢れています。
YouTubeの動画などの実釣動画は特に面白いです。

ヒラスズキ釣りでプロが愛用するおすすめルアー!選ばれる理由は「トータル性能の高さ」

ヒラスズキ釣りでプロアングラーが使用するルアーをジャンルごとにご紹介します。

ジャンルは下記の通りです。

  • ミノー
  • シンキングペンシル
  • トップウォーター
  • バイブレーション
  • その他ルアー

プロが愛用するということもあり、ルアーはどれも高性能。
具体的には冒頭ご紹介した特徴1~5の性能がいずれも高く、他のルアーとは比べものにならないほど。
ヒラスズキ釣りに最適なルアーとなっています。

ミノー

ロウディー130F Monster(ジャンプライズ)

ロウディー130F Monster

■スペック

【全長】130㎜
【重量】22g
【タイプ】フローティング
【フックサイズ】オリジナル#2
【価格目安】¥2,178円~

スペックロウディー130Fロウディー130F Monster
全長130㎜130㎜
重量22g22g
タイプフローティングフローティング
アクション可変イレギュラーウォブンロール可変ウォブンロール
レンジ60~130cm80~180cm
(±30cmロッドアングル45°時)
付属トレブルオリジナル#4オリジナル#2
付属リングオリジナル#4オリジナル#4
メーカー価格2,200円(税込2,420円)2,200円(税込2,420円)
ロウディー130F とロウディー130F Monsterのスペックの違い

■特徴
ロウディー130Fの2フックバージョン。公式HPによると、従来の130FとMonsterはアクション・フック・レンジが異なっている。ただ巻きではユラユラウォブンロールしながら泳ぎ、潮の流れの変化が加わると、ルアーがバランスを崩すように勝手にスライド。この自然な動きが武器の1つで、警戒心が強いランカー級の魚からもバイトを誘発することができる。飛距離に関しては、ジャンプライズシリーズの中では飛距離は出にくいとの評価がありますが、一般的なルアーと比べると問題のない飛距離が出る印象。

■オススメの使いどころ
荒れた海や足場が高い場所から足元までしっかりミノーで誘いたい時に万能なルアー。普通のフローティングミノーでは浮き上がったり、水を噛ませれない状況がまさに使いどころ。しっかりレンジが入り、スローにトレースしてもルアーが浮き上がることなくアクションさせることができる。この性能は唯一無二。壱岐などの足元から水深がある場所ではパイロットルアーになること間違いなし。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

サーフェスウイング147F(ジャンプライズ)

サーフェスウイング147F

■スペック

【全長】147㎜
【重量】23g
【タイプ】フローティング
【フックサイズ】オリジナル#3
【レンジ】60~80cm
【価格目安】2,191円~

■特徴
アピール力が高く、水噛みが良いミノー。サーフェスウイング120よりもボリューム感があり、大場所で使用するイメージ。特徴は抜群の飛距離で70m超えることがあります。ゴロタ場、沖のシモリ、潮目打ちなど飛距離が必要な際に大活躍する。

■オススメの使いどころ
ヒラスズキ釣りのパイロットルアー。飛距離性能が高く、アピール力も抜群のため幅広いフィールドで使用可能。特に飛距離が必要とされる足場が低い磯では、深く潜るルアーでの攻略は難しいが、サーフェスウィングのレンジは広く浅く探ることに最適。フローティングミノーを投げてコントロールできそうな場合はまずはこの1本。魚からの反応が薄い時にはサーフェスウィング120Fへ変更。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

サーフェスウイング120F(ジャンプライズ)

サーフェスウイング120F

■スペック

【全長】120㎜
【重量】17g
【タイプ】フローティング
【フックサイズ】ST-46#3(ST46#2、SP-MH#2にも対応)
【レンジ】80~100cm(使用方法により±40cm)
【価格目安】2,101円~

■特徴
ヒラスズキ最強のパイロットルアー。抜群の飛距離、安定した泳ぎ、大型フック搭載可、ヒラスズキゲームで必要とされる性能が全て揃っています。飛距離性能はサーフェスウイング140Fと同様に高く、70m近い飛距離がでる。ヒラスズキルアーで迷った時にはサーフェスウイング120Fを購入すれば、ほぼ間違いはありません。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

エクスセンス サイレントアサシン140F/S(シマノ)

サイレントアサシン140F

■スペック

【全長】140㎜
【重量】25g/28g
【タイプ】フローティング/シンキング
【フックサイズ】#4
【レンジ】40~70cm/22cm/秒
【価格目安】2,196円~

■特徴
誰でも簡単に圧倒的な飛距離を出してくれるルアー。
アピール力が高く、カラーのラインナップも豊富。
どのお店でも販売しており、入手も容易。
性能が高いが、ボディ強度は強くはなく、割れやすいことには注意。

■使用プロアングラー
鈴木斉さん

サスケ140S烈風(アイマ)

サスケ140S烈風

■スペック

【全長】140㎜
【重量】21g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】#3
【価格目安】¥2,359円~

■特徴
釣れるリップレスミノーの代名詞、アイマ「sasuke」シリーズの大型ミノー。同シリーズにはフローティングタイプの「烈波」、シンキングタイプの「烈風」がある。サイズは食わせサイズの120㎜、より存在感を高めた140㎜が磯のヒラスズキでは使いやすい印象。140㎜を使い慣れていない場合は、ルアーサイズ感が大きく感じることもあるかもしれませんが、磯では飛距離・アピール力など性能は抜群。

■オススメの使いどころ
強風や高波で大時化かつ高場からヒラスズキを狙う際はサスケ140S烈風の出番。大時化の際にはラインが引っ張られルアーが浮き上がってしまったり、ルアーを深いレンジまで潜らせきれないことがあり、サスケ140烈波ではコントロールが難しい場合があります。サスケ140S烈風であれば海中にルアーを留めサラシの中をトレースすることができます。また、荒れた状況下ではサスケ140烈波ではアクションが激しすぎる場合がありますが、サスケ140S烈風であればアクションを抑えることも可能です。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

ブローウィン!140S(ブルーブルー)

ブローウィン!140S

■スペック

【全長】140㎜
【重量】23g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】#4
【価格目安】¥2,475円~

スペックブローウィン!140Sブローウィン!140J
全長140㎜140㎜
重量23g26g
リング#3#3
フック#4×3#4×3
レンジ100cm 120~150cm
メーカー価格 2,475円 2,585円
ブローウィン!140S とブローウィン!140Jのスペックの違い

■特徴
年々入手困難になっている希少ミノー。ブローウィン!シリーズには「ブローウィン!140S」と「ブローウィン!140J」がある。「ブローウィン!140S」は先に発売された標準モデル、「ブローウィン!140J」は重量・レンジが異なり、よりジャーキングに特化したモデルになっている。メーカーホームページに記載されているアクションは「大きなS字を書きながら力強いウォブンロールアクションを出すダブルアクション」、潜行レンジは100㎝。ある程度早いリトリーブ速度でも、レンジをキープでき、食わせを誘発できることが持ち味です。ただ巻き・ジャーキングなど大きく2パターンの使い方があり、ナチュラルな食わせと、リアクションの食わせを実現できる。シーバスだけでなく、青物・サワラなどにも有効で、使用用途が幅広いことが特徴です。

購入時に標準装備としてラインアイに装着されているスプリットリングの有無が重要。ジャーキングをメインに使用したい方はアクションの切れ、ダート幅が良くなるため、残すことをオススメ。ただ巻きでの使用、ヒラスズキなどの大型魚への釣行では、ルアー付け替え時の簡便さを理由に外すことも選択肢の1つ。(高橋優介さん解説より)

■オススメの使いどころ

爆風、波高の時はブローウィン!140Sの出番。特に飛距離が必要な釣り場(ゴロタ磯・平磯)では重宝します。向かい風が強く、120~140㎜のフローティングミノーでは飛距離が届かない場合でもブローウィン!140Sであれば目標のスポットにルアーを届かせることが可能。着水後はリップに水を噛ませることでいち早くにルアーを潜らせ、トレースしたいレンジを探ることができます。またリトリーブの緩急の違いでは、激しいウォブンロールとナチュラルな細かいアクションが発動。サラシの外と中で「見せ」と「喰わせ」を演出できます。

■使用プロアングラー
村岡昌憲さん、高橋優介さん

※購入情報
ブローウィン!140Sは転売が多く、効果で入手困難なルアーです。納品までに時間はかかりますが、メーカー公式HPより購入可能です。(ブルーブルー公式HP

シンキングペンシル

ぶっ飛び君95S(ジャンプライズ)

ぶっ飛び君95S

■スペック

【全長】95㎜
【重量】27g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】オリジナル #4
【レンジ】0~100cm
【価格目安】1,900円~

■特徴
ヒラスズキゲームで多くのアングラーが使用しているレギュラーサイズのシンキングペンシル。
飛距離は圧倒的で井上さんのコメントを見ると100mを超えるとのこと。
ユラユラと泳ぐアクションが魚からのバイトを誘発。
シンキングペンシルで迷った際には間違いがない選択肢。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

かっ飛び棒130BR(ジャンプライズ)

かっ飛び棒130BR

■スペック
【全長】130㎜
【重量】38g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】各社#3
【レンジ】0~100cm
【価格目安】1,882円~

■特徴
沖の表層をスローに引け、レンジキープ力が優れた唯一無二のルアー。
38gという重量からは考えられない優しい浮遊感と、スイングアクションで魚を寄せ付ける。
爆風の時、沖のシモリを狙いた時には、かっ飛び棒の独擅場。
サイズが大きくアピール力があるため青物にも有効。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

ぶっ飛び君75HS(ジャンプライズ)

ぶっ飛び君75HS

■スペック
【全長】75㎜
【重量】16g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】オリジナルMMH#6
【価格目安】1,803円~

■特徴
130㎜、90㎜サイズのシンキングペンシルで反応が無い時のフォローアイテム。
75㎜というサイズでありながら、しっかりと飛び、浮き上がも少なく、レンジキープ力に優れている。
標準フックは#6とやや小さいトレブルフックが搭載されているため、パワーファイトが必要な方はシングルフックへの交換がオススメ。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

パンチラインマッスル95(アピア)

パンチラインマッスル95

■スペック
【全長】95㎜
【重量】28g
【タイプ】ファストシンキング
【フックサイズ】#4
【価格目安】1,228円~

■特徴
シンキングペンシルの使い易さを追い求めたルアー。通常シンキングペンシルはリップが無い形状が原因で、「何をやっているか分からない」といった使用感の無さが釣り初心者がシンキングペンシルを使用する難易度を上げていました。パンチラインでは抵抗感を改善することにより、巻き心地を感じやく、操作がし易いルアーとなっています。シリーズの中でも、マッスルタイプは重量があるためヒラスズキゲームに最適。

■オススメの使いどころ
サラシの中をネチネチ攻めたり、シンキングペンシルを留めたいときに活躍する。水を受けるフロント部分が平たくカットされていることにより、水受けが非常によい。サラシが広がっているエリアが広い場合にユラユラと漂うベイトを演出したいときに使用。

■使用プロアングラー
レッド中村さん

トップウォーター

ポポペン95F(ジャンプライズ)

ポポペン95F

■スペック
【全長】95㎜
【重量】16g
【タイプ】フローティング
【フックサイズ】JUMPRIZE TREBLE MMH #4(#3搭載可能)
【価格目安】1,600円~

■特徴
トップウォーターの中では抜群の飛距離を出してくれるルアー。強度は強く、青物への対策として内部は貫通ワイヤー構造となっている。アクションは素早いドッグウォークが魅力的。海水使用であれば#3が搭載でき、他のトップウォーターよりも大きいフックが使用できる。

■オススメの使いどころ
平磯のシャローエリア攻略が使いどころの1つ。フローティングミノーでは攻めきれないシャローエリアを攻める際に使用中。個人的にはドッグウォークで誘うよりも、ただ巻きで誘い、最後のドッグウォークで食わせるイメージ。マイクロベイトにボイルしていて反応が得られない時でも、ヒットが得られたルアー。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

モアザン ソルトペンシル110F-HD(ダイワ)

モアザン ソルトペンシル110F-HD

■スペック
【全長】110㎜
【重量】17.3~17.5g
【タイプ】フローティング
【フックサイズ】ST-46#3
【価格目安】1,600円~

■特徴
トップウォーターを語る上で絶対に外せない不朽の名作ルアー。「エサ」と呼ばれるくらい魚が釣れることが特徴。
これまで発売されていた「T.D.ソルトペンシル」は廃盤になったが、性能・シルエットが継承されている。HDではボディ強化と貫通ワイヤーで大物への対策が施されている。初心者でも操作しやすいのでオススメ。

■オススメの使いどころ
海面に落ち着くタイミングがある場合に多用しているルアー。サラシが残り、一瞬海が静かになった時に海面でアクションさせると、豪快なバイトが目視で楽しめます。フローティングミノーでもトレースが難しい浅場やゴロタ磯など、シャローエリアの攻略には重宝します。ごちゃごちゃして激しく時化ている場合は操作難易度が高くなる印象。

■使用プロアングラー
大川漁志さん

バイブレーション

チャタビー85(ジャンプライズ)

チャタビー85

■スペック
【全長】85㎜
【重量】31g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】JUMPRIZE TREBLE MMH #3、#4・SPMH #3、#4
【レンジ】1m~20m
【価格目安】1,600円~

■特徴
外洋を強く意識した異次元強度のバイブレーション。強度は他のバイブレーションよりも遥かに強く、頭が1つ飛びぬけている。ヒラスズキゲームでは岩にルアーを当てて割れてしまうことがあったが、チャタビーを使用してから割れた経験は無いほど。
井上さん曰く、魚がバレにくくするにはフロントフックをジャンプライズトレブルMMH#3、リアフックをシングルフック(シングルフックは管付タマン16&17号(がまかつ)、ライトクイックフック1/0)に変更したものがオススメとブログに記載あり。

■オススメの使いどころ
足元、ストラクチャー周りの攻略には欠かせないルアー。チャタビーの強みの1つである“丈夫さ”があることで、ルアー回収時、ぶつけによる破損に繋がるような磯際まで攻めることができます。ほとんど壊れません。個人的にはサラシの切れ目や足元の磯際を素早いリフト&フォールでネチネチ攻める際に使用。

■使用プロアングラー
井上友樹さん

koume 90(アイマ)

koume 90

■スペック
【全長】90㎜
【重量】20g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】#4
【価格目安】1,683円~

■特徴
使い易さ万能のバイブレーション。通常バイブレーションを磯で使った場合には巻き抵抗が重く、リトリーブがしんどくなってしまう場合があります。一方、コウメは引き抵抗が少なく、すいすい巻けることが特徴。巻き抵抗は少ないが魚を寄せ付ける波動はしっかりでており、高速リトリーブでも姿勢を崩しません。チャタビーよりは飛距離は落ちる印象。

■オススメの使いどころ
魚が擦れている時、リアクションで釣りたい場合はコウメの使いどころ。何といってもリトリーブの軽さがコウメの強み。一般的なバイブレーションと比べ、長時間リトリーブし続けた場合のアングラーの負担は非常に少ないです。サラシやサラシの切れ目、潮目、ボトム付近など様々な範囲を探りたいと時には欠かせません。磯のマルスズキ・高活性のイサキ狙いにも大活躍。

■使用プロアングラー
レッド中村さん、井上友樹さん

その他のルアー

ローリングベイトRB88(タックルハウス)

ローリングベイトRB88

■スペック
【全長】88㎜
【重量】24g
【タイプ】シンキング
【フックサイズ】#6
【価格目安】¥1,403円~

■特徴
主にベイエリアで使用される事が多い印象があるルアー。
リップがある事によりしっかり水を噛み、荒れた海の中でもローリング主体の弱弱しいアクションを出してくれます。
同じシリーズのRB99(30g)・RB99LW(25g)もおすすめです。

■オススメの使いどころ
通常のシンキングペンシルでは制御できない荒れた状況で高台から狙う場合が出番。
飛距離面は物足りない部分もありますが、足場が高い場所からレンジを入れてサラシを狙う際にはアクションやレンジを安定させることができ大活躍します。
また、フックの番手を上げて使用できることも強みの1つ。

■使用プロアングラー
大川漁志さん

まとめ

サラシが広がる磯

今回はプロアングラーも愛用している【ヒラスズキが釣れるオススメルアー】についてご紹介しました。

ヒラスズキ釣りで使い易い最適なルアーが欲しい時には、下記の5点の特徴が重要です。

  • 飛距離 → 強風時でも狙った場所へルアーを通すため。
  • 水噛み → 荒れた海でもしっかり泳いで、魚へアピールするため。
  • 装着できるフックサイズ → 小さいフックは魚がヒットした際に曲がってしまうため。
  • カラー → 釣り人目線ではルアーの所在を見易く、魚目線ではアピールするため。
  • 壊れにくさ → 岩に当たった際の破損を少なくするため。

具体的なルアーとしてはミノー、シンキングペンシル、トップウォーター、バイブレーション、その他という形でそれぞれのジャンルでオススメのルアーをご紹介させていただきました。
どれもヒラスズキ釣りでは絶対に外せない王道ルアーで、プロアングラーが選ぶ最強のルアーたちです。

特に『ジャンプライズ』のルアーを多く取り上げておりますが、ヒラスズキ釣りで困った際には、ジャンプライズ製品を買えばほぼ間違いはありません。

今回ご紹介したルアー以外にもヒラスズキゲームに使い易いルアーを探したい場合には、実際にヒラスズキ釣りを行っているプロアングラーの記事・動画をネットで検索することがオススメです。
実釣の解説などでは「使用ルアー一覧」として紹介されていることがあるので、新たな発見があるかもしれません。

お気に入りのヒラスズキルアーを見つけてみてください。

ルアーを準備されて釣行される際には、事前のフック交換はお忘れなく。

釣れた際には、掲示板に釣果のご報告をいただけると嬉しいです。

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