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磯歴14年!『マズメ スパイクシューズ』使用感をインプレ|ベテラン勢がリピートする理由を実感

マズメスパイクシューズを履いてい歩いている姿

マズメのスパイクシューズをご検討でしょうか?
最強の磯靴とも言われているマズメのスパイクシューズ。
人気や評価が圧倒的である一方、お値段も圧倒的…。
購入に踏み切るには、実際の使用感・履き心地に関する情報が必要かもしれません。

そこで今回は壱岐の磯歴14年以上の私が【マズメ スパイクシューズの使用感】についてインプレしたいと思います。

インプレ対象
メーカー:マズメ(mazume)
商品名:スパイクシューズ
品番:MZWD-624
税込価格:27,500円
サイズ:L(26.0~26.5㎝)

先に結論をお伝えすると、言うまでもなく磯靴の中で評価は過去最高、今後はマズメのスパイクシューズ一択!です。

購入検討されている方はサイズ感が非常に悩まれるポイント!
インプレでは特にサイズ選びについて、参考になるような具体的な経験談を記載いたしました。
迷われている方はぜひご覧ください。

この記事は以下のような方におすすめ
・マズメのスパイクシューズ(MZWD-624)を購入検討されている方。
・マズメのスパイクシューズ(MZWD-624)の使用感を知りたい方。

モデルチェンジのご案内
現行販売モデルはマズメスパイクシューズ(MZWD‐691)になっています。
変更点に関してユーザーにダイレクトに関係しそうな内容をページ最下部『最新モデル マズメスパイクシューズ(MZWD‐691)情報』に記載しています。より使いやすさを重視した仕様にパワーアップされています。気になる方はご覧ください。

もくじ

マズメのスパイクシューズが圧倒的人気な理由・特徴

マズメスパイクシューズの足裏のタングステンピン

各社釣具メーカーから磯用スパイクシューズが発売されている中、マズメのスパイクシューズが特に人気を集めています。

実際に磯で釣り人の足元を見ると、マズメのスパイクシューズを履いてる方が多く、釣り経験が多いベテランの方ほどマズメのスパイクシューズを愛用している印象。

マズメのスパイクシューズがベテラン勢から支持される理由は大きく3点。
「グリップ力」「耐久性」「履き心地の良さ」といった特徴から、使用した際の使い易さが癖になり、リピーターが続出しています。

グリップ力

スパイクシューズで最も重要とされるのがグリップ力。

磯靴を履く1番の目的である滑らないようにするための力です。

通常スパイクシューズのピンにはステンレスなどの金属が使用されており、このピンのお陰でスパイクシューズは磯でも滑りにくくなっています。
ピンは歩くたびに摩耗するため、釣行を重ねるごとにピンが短くなり、グリップ力は低下。
結果、ピンが擦り減ると滑りやすく、グリップが効かない状態になります。
釣行回数が多い方はピンのすり減りがより顕著で、半年ほで履き替えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

一方、マズメのスパイクシューズ使用されているピンの素材はタングステン。

このタングステンが摩耗に対して驚異的な耐久力を発揮します。

mazumeのHPによると、タングステンの硬度はステンレスピンの2倍強。
たかが2倍強と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この差が圧倒的に別次元。
全く擦り減らないと言っても過言でないほど、耐摩耗性が高い。
さらにマズメのスパイクシューズには、タングステンピンが30本も搭載。
半永久的に尖っているピンのお陰で、ロッククライミングが出来るのではと思うほど、足裏全体を使ってグリップを利かすことが可能です。

ピンの擦り減りにくさのイメージとして他の使用者のインプレを見てみると、ピンが擦り減るよりも靴自体がダメになってしまう事が多いとか。
買った時のグリップ力が靴が壊れるまで続くと言うのは夢のようなスパイクです。

マズメのスパイクシューズのピンが擦り減った状態を見る為には、長生きして磯に通うことが必要みたいです。

耐久性

マズメのスパイクシューズは耐久性にもこだわられています。

スパイクシューズを買い替える際の原因の1つとなるのが、縫い目のほつれが原因となる破れ

岩や貝などでの擦れ、濡れた状態での使用、過酷な条件下で使用されるスパイクシューズは縫製部分が解け、そこから破れることがあります。
個人的には、5千円以下の安価なスパイクシューズになればより頻度も多い印象。
例え有名メーカーの1万円前後のスパイクシューズでも、1年近く使用すれば劣化によって破れが起ります。

一方マズメのスパイクシューズは縫い目が少ないことが特徴。
マズメのHPでは無縫製(糸を使わず熱溶着による接合)と記載説明があります。
縫い目を少なくした結果、破れる場所が極限まで限定的になり、頑丈で破れにくいスパイクシューズになっています。

スパイクシューズ自体の価格は高価でありますが、壊れることなく数年履き続けられれば、結果的に安く済むコスパが良いスパイクです。

履き心地の良さ

ゴツゴツとした印象とは対照的に、履き心地は非常に優しく、包み込まれるようなフィット感がある仕上がり

履き心地が良い理由の正体は、設計にあるようです。

岩場を歩く際には転倒や足を捻ることが懸念されますが、ハイカットのスパイクシューズとなってるため、ローカットのスパイクシューズよりも固定感が高め。
長時間足場が悪い道を歩くことも想定されており、対策として足形にはトレッキングシューズが用いられています
実釣面では、水への対策が施されています。
ロックショアゲームでは水で足が濡れる、または水に浸かるなどといった出来事は日常茶飯事。
一般的な布生地素材のスパイクシューズは中に水が溜まったり、水を吸って重くなるため、使い勝手が非常に悪い。
一方、マズメスパイクシューズは水抜き用のメッシュ部位があり、スパイクシューズ内に水が溜りにくい構造になっています。
水に入水した後はスパイクが水を吸うことはなく、重さもほとんど変わりません。

水際で磯靴を使用する際に困るとされる点に対し、工夫が施されているため、快適に長時間履き続けられるスパイクシューズになっています。

マズメのスパイクシューズの欠点

マズメスパイクシューズのデメリット

人気であるマズメスパイクシューズ利点だけでなく、欠点もあります。

価格が高い|一般的なスパイクシューズの平均と比べ価格は2倍以上

マズメスパイクシューズの値段は非常に高いです。

初めてスパイクシューズを買う方にとっては高すぎると感じるかもしれません。

世間一般的に販売されているスパイクシューズの価格は、おおよ12,000円前後。(独自調べ)
有名メーカーのハイエンドモデルでは3万円に近い価格、安いメーカーであれば5千円程で購入することができます。
その中、マズメスパイクシューズの価格は27,500円(税込)。
非常に高価です。

安く購入する方法は、楽天市場・amazonなどのネットを活用した購入方法。
例え割引があった場合でも、概ね24,000円は超える価格でした。

1足の値段自体は高価であるものの、マズメスパイクシューズの寿命は一般的なスパイクシューズと比べて3~4倍以上長く使える印象。
費用を年間で割ってみるとコスパは良いため、良い物を長く使用したい方にはオススメです。

商品がない・購入できない|商品在庫があれば即買いがおすすめ

欲しい時に商品が購入できない場合があります。

ユーザーからは嘆きの声も多く、マズメスパイクシューズはいつでも必ず購入できるとは限りません。

ネットやメーカー関係者に確認したところ、マズメスパイクシューズが出荷される時期は年1回ほど。
常に生産と出荷を回転させているわけでは無いようです。
その為、ある時期には複数の店舗やネットで商品が販売されていることがあっても、時間経過とともに商品は売り切れ。
結果、次の生産が出来上がるまでは売り切れ状態が継続、商品の入手は困難です。
人気が高い商品である故、リピーターや購入を決めている方は、発売時期を見逃さず購入されています。
愛用されている方では、2足まとめ買いもされるようです。

商品の供給量が限られている上、需要も多いため、欲しい場合には在庫があれば直ぐに購入することをオススメします。

サイズ選びが激難|インナーソックスの厚みが重要!対策は靴下2枚重ね

使い勝手が良すぎるが故の欠点、サイズ選びが非常に難しいです。

マズメスパイクシューズが活躍する用途は主に2パターン、「濡れない磯での使用」もしくは「水の中に立ちこむ磯での使用」のどちらか。
スパイクシューズとしては、どちらでも問題がないシーン。
重要なのは、用途によって中に履くインナーソックスが異なり、履き心地が変化することです。

「濡れない磯」では、一般的な日常生活で使用する靴下を履いて釣りをされる方も多いかと思います。
比較的厚みが薄い靴下でサイズ感を合わせて購入した場合には、防水ソックス・ネオプレーンソックスを履いた場合に履き心地が少しきつく感じることがあります。

一方「水の中に立ちこむ磯」。
マズメスパイクシューズの特徴の1つでもある水抜き性能を評価し、水に浸かるシーンで多く使用されている方もいるのではないでしょうか。
水に浸かる場合には寒さ・履き心地の対策として、防水ソックス・ネオプレーンソックスを着用することがベース。
厚みがあるソックスでサイズ感を合わせて購入した場合には、薄手の靴下を履いた場合のフィット感がはぶかぶかの履き心地になることがあります。

上記の通り、インナーソックスが異なると、足のサイズ感が変わり、靴のサイズ・フィット感は微妙に変化。
どの用途をメインに使用するかによってサイズ選びが重要になります。

私個人としては、メインは「水の中に立ちこむ磯」を想定、サブ的に「濡れない磯」で使用。
サイズ感として厚手のネオプレーンソックスを履く場合には、ぴったりのサイズ感です。
しかし、薄手の靴下を履いて釣行した際には、ゆとりがありすぎて靴擦れを起こしたことがありました。

サイズ感にゆとりがあった際、有効だった対策が「薄手靴下の2枚履き」。
使用したのは、ユニクロで購入できる3組990円のソックスです。
費用がかからず、フィット感が向上、靴擦れもなくなりました。
厚手のインナーソックスを履くことを想定し購入される場合にオススメは方法です。

使用感・サイズ目安をインプレ|無敵の磯靴であることを実感

マズメスパイクシューズを履いて磯を歩き回る釣り人

実際に使用した率直な感想、「一生このスパイクをリピートしたい!」です。

履き心地、歩きやすさ、フィット感、グリップ力など、いずれにおいても圧倒的にNo.1、無敵でした。

無敵と感じた理由について、インプレとしてそれぞれ下記の順にご紹介したいと思います。

私のインプレ・インプレ

  1. インプレ対象・私のスパイクシューズ歴ついて
  2. サイズ選びは超慎重!靴下使用時よりも大きめを購入
  3. マズメスパイクシューズ自体の重さは?他のスパイクシューズと比較
  4. 実際に使用した履き心地(フィット感・歩きやすさ・重さ・グリップ力)

インプレ対象・私のスパイクシューズ歴について

まずは改めて今回のインプレ対象となるスパイクシューズ・私のスパイクシューズ歴をご紹介します。

インプレ対象
メーカー:マズメ(mazume)
商品名:スパイクシューズ
品番:MZWD-624
税込価格:27,500円
サイズ:L(26.0~26.5㎝)

〇スパイクシューズ歴、個人情報
磯歴:14年
スニーカーサイズ:26㎝
使用していたスパイクシューズサイズ:26㎝またはM(25.5㎝)
使用したスパイクシューズの数:10足ぐらい(記憶にある限り)
使用スパイクシューズメーカー:ダイワ、シマノ、RBB、プロックス、阪神素地、釣具メーカーオリジナルなど

サイズ選びは超慎重!靴下使用時よりも大きめを購入

私は足は大きくはない方で、普段のスニーカーサイズは26㎝。
25.5㎝でも履けますが、敢えて余裕を持たせた状態で履いています。
そしてこれまで使用していたスパイクシューズのサイズも26㎝。
きつくもなく、緩くもなく1番使い易いサイズで、過去に大きなトラブルもありません。

そして今回マズメスパイクシューズを購入する際のサイズ選びは、ネオプレーンソックスを履く事を前提に、Lサイズを購入。
水に立ちこむ機会を想定し、選びました。
試着時にはMサイズ・Lサイズ両方を試した結果です。

Lサイズをネオプレーンソックスを履いた状態で試着した際には、つま先に僅かにゆとりがある状態でフィット感としては調度。
ハイカットタイプで靴紐が足首上部で締めれることもあり、靴擦れを起こすようなガバガバとしたゆとりはありません。
薄手のソックスを試してみると、全体的にゆとりがあり、1サイズ大きい靴を履いているイメージでした。

Mサイズの印象は、ネオプレーンソックスを履くとフィット感は完全にピッタリ。
隙間なく埋まっている感じで、調度で履きたい方にはオススメのサイズ。
薄手のソックスを試してみると、つま先が当たらず、これまでのスパイクシューズで履きなれたサイズ感のように楽に履ける印象。
メインの用途が「濡れない磯」で、薄手のソックスを履く場合には、Mサイズが適合サイズと感じました。

正直悩みました。
過去にはぴったりサイズのスパイクシューズでつらい経験をしたことがありました。
25.5㎝のスパイクシューズを購入した際、つま先がキツキツになってしまい、歩く度に爪には激痛が走る。
最終的には爪がはがれてしまいました。
以降対策として、あえて僅かなゆとりを持たせたサイズ感(26㎝)を選択しており、以来爪が痛くなる出来事はありません。
以上のことから、今回もゆとりを持たせLサイズを購入しました。

マズメスパイクシューズ自体の重さは?他のスパイクシューズと比較

購入後、自宅でマズメスパイクシューズの重量を計測。
重さは片足1個で約600g。
過去に使用したスパイクシューズで手元にある物を測定した結果、ダイワのスニーカー型のスパイクシューズは440g、RBBのスパイクシューズは460gでした。
他の商品と比べた場合、決して軽量ではありません。
この重さが使用感へどのように繋がるかが気になる所でした。

実際に使用した履き心地(フィット感・歩きやすさ・重さ・グリップ力)

マズメスパイクシューズを購入後は、「水の中に立ちこむ磯」をメインに、「濡れない磯」でも使用をしました。

まずは「フィット感」
水に濡れる想定でネオプレーンソックスを履き、磯を歩き回ってみました。
試着で確かめた通り、フィット感はつま先が当たらない程度の調度の感じ。
全体的に余裕があるものの、靴紐をしっかり締めて履くと、全くゆとりが不便に感じることはありません。
足が水に浸かり、靴に水が入った時でも、フィット感は変わりません。
水抜き穴から水が排出され、クリアな状態。
濡れた靴特有のタプタプした水を吸った重ったるい状態にはなることはなく、濡れる前と殆ど変化はありませんでした。
一方、濡れない磯での使用。
この時には、薄手のソックス1枚を着用し、歩き回りました。
サイズ選びの項目でもご説明した通り、メイン用途はネオプレーンソックスを履く想定のため、やや大きい印象。
ソックス1枚では足が動き過ぎてしまい、靴擦れを起こしそうな予感。
対策としてソックスを2枚履きを試したところ、これが正解。
足が靴内で動いてしまうことを抑えることができ、快適にフィットさせることができました。

もし大きめサイズを購入された方がソックス履きをする際には、ソックスの厚みを変えることが対策として役立ちます。

次に「歩きやすさ」「重さ」
私自身の釣りスタイルは1カ所で粘って釣りをするというよりも、ランガンで歩き回るタイプ。
歩数が多い日には、1日2万歩以上を歩くこともあり、連休で釣りに集中できる時には2万歩以上が7日程続く釣行もありました。
通常の短時間でできる釣行と比べ、インプレするには明らかに歩き過ぎではありますが、マズメのスパイクシューズを履いた際に特別疲労感が増したことや、靴擦れを感じることは無し。
トレッキングシューズを意識した構造、ハイカットでしっかり足を固定できるため、歩きやすいのかもしれません。

靴の重量は片足1個で約600g、他のスパイクシューズと比べるとやや重い設定。
重量とは裏腹に、実際に歩き回る中で靴が重いと感じることは一切ありませんでした。
水の排出構造、素材自体が水を吸わないことが、他のスパイクシューズとの重さに対する明らかな違いでした。

最も肝心な「グリップ力」
釣行中、滑ることは一切ありませんでした。
壱岐の磯は、場所によってはエントリー前に山の斜面・ロープを使用して急な崖を下るポイントがあります。
時には地面がぬかるんでいたり、草梅雨で滑りやすいこともありますが、抜群のグリップ力。
磯では、ゴロタ磯から海に立ちこむ磯、斜面のような磯など、様々な場所を歩行。
いずれにおいても抜群のグリップ力、滑る気配すらありませんでした。

履いている足のイメージとしては「掴む」というよりも「刺さる」に近い感じ。
岩に足裏のピンが刺さるかの様に、見事なグリップ力を発揮してくれました。
改めて硬度が高いとされるタングステンピンの偉大さを実感しました。

まとめ|毎月磯で釣りをする方は間違いない1足

マズメスパイクシューズ

今回は壱岐の磯歴14年以上の私が【マズメ スパイクシューズの使用感】についてインプレしました。

試した感想は、「一生このスパイクをリピートしたい!」と思えるほど、満足度が高いスパイクシューズでした。

理由は主に2点、履き心地(フィット感・歩きやすさ)グリップ力

履き心地に関しては、長時間歩いても特別疲れるわけでは無く、むしろ歩きやすい印象。
靴自体の作りがトレッキングを意識していること、ハイカットでしっかり足に固定できることがポイントです。
水に濡れても、水を吸った重みを感じることも少なく、水捌けは抜群でした。

グリップ力に関しては、無敵。
足裏に有るタングステンピンがどのような場所でも刺さってくれるようなイメージ。
ぬかるんだ山の斜面、水に立ちこむ岩場、いずれも滑る気配を感じませんでした。

良いことだらけのスパイクシューズですが、絶対に忘れてはいけないデメリットが1つだけあります。
欲しい時にいつでも購入できるとは限らないこと。
メーカーの生産・出荷数が限られている中、購入希望のユーザーが多い。
お店やネットでは品切れ状態が続くことがあるため、欲しいと思った時に商品があれば即買いすることが重要です。

マズメスパイクシューズは商品自体の価格が高価であるため、購入する際には非常に悩むかもしれません。

しかし他のスパイクシューズと比較すると、ピンや靴自体の耐久性は圧倒的。
使い勝手は抜群、1度味わってしまうと元には戻れません。

今後も毎月磯で釣りをする方、グリップ力が必要な方は、間違いなくオススメです。

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ぜひ一度お試しください。

最新モデル マズメスパイクシューズ(MZWD‐691)情報

ユーザーに大きく関係する変更点は2点で、耐久性・履き心地がさらに向上していると考えています。
マズメスパイクシューズの最大武器であるピンの数・位置には変更はありません。

▼新モデル(MZWD‐691)変更点

  1. ピン台座の大きさアップ
  2. シューレースホール(糸を通す部分)のプラスチック化

1|ピン台座の大きさアップ

ピンを支える台座の直径が7.9㎜から9.9㎜へ変更。
メーカーの説明では、この2㎜のサイズアップにより「足裏から得られる情報は多くなり、接地面の状況が良くわかります」との記載がされています。
旧モデル(MZWD‐691)でさえ、トレッキングシューズのような歩きやすさがあったので、より足に馴染むようなかたちで地面を踏ん張りやすくなるかもしれません。
元々マズメスパイクシューズは最強でしたが、さらに1歩先を行く完成度になりました。

2|シューレースホール(糸を通す部分)のプラスチック可

旧モデルではシューレースホールが金属でしたが、新モデルでは下から左右合わせ8ヶ所の素材がプラスチックに変更されています。
その結果、海水で濡れやすく腐食しやすい下部のシューレースホールがより長持ちになりました。
マズメスパイクシューズはピンが長持ちしすぎることにより、その他の部分が先に劣化して履けなくなるということが課題でした。
シューレースホールのパーツ腐食も履けなくなる原因の1つでしたが、プラスチックになったことにより、より耐久性が上がっています。
より一層マズメスパイクシューズが長く愛用できそうです。
また僅かかもしれませんが、軽量化にも繋がっているかもしれません。

もくじ