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青物ルアー『ララペン165F』が秀逸!陸・船選ばれる理由はアクションの強さ|インプレ

ララペン165F

ララペンの購入をご検討中でしょうか。
ヒラマサ・ブリといった青物が釣れる実績ルアーとして、ララペンが注目を集めています。
購入する前には他のルアーとの違い・使用感・性能が気になるところ。

そこで今回は壱岐の磯歴14年以上の私が初心者の方に向けて【ララペン165Fの特徴・使用感】についてご紹介したいと思います。

サイズに関しては、最も使用頻度が高い165㎜が対象です。

インプレ対象
メーカー:ジャンプライズ(JUMPRIZE)
商品名:ララペン165F
全長:165㎜
重量:56g(本体重量)
税込価格:3,300円

内容中には、実釣を踏まえた上でのカラー選びについても紹介しています。
ララペンは青物ルアーの中でもコスパが良いルアー、1本持っていても損はありません!
次の釣行の参考としてお役立てください。

この記事は以下のような方におすすめ
・ララペン165Fを購入検討されている方。
・ララペン165Fの特徴・カラー選びについて知りたい方。

もくじ

ララペン165Fの特徴とは?「活躍場面が多いタフルアー

ララペン165F

ララペン165Fとは、ジャンプライズから発売されているトップウォータープラグの1つ。

代表 井上友樹さんが作成されたルアーで、サイズは5規格(125/150/165/200/240㎜)あるうちの1つ。

中でも165Fは最も初期に発売されたララペン。

発売当初にはショア(陸釣り)で多用し、ヒラマサやブリの釣果実績がありました。
オフショア(船釣り)では、私が別ルアーを使用する中、ララペンを使用する友人にヒラマサを釣られまくった苦い経験があります。

ショア・オフショアを選ばず使用できるララペンの特徴を一言で表現するとすれば、活躍場面が多いタフルアー

特に感じた特徴は2つあります。

  • ボディ強度
  • キレキレのアクション

特徴1|ボディ強度

大型青物とのやり取りでも壊れない、無敵の強度

ジャンプライズ製品はルアーのボディ強度が高いことが特徴。
ララペンも同様で強度に関しては井上さん自身が証明されています。
公式HPによると”外房沖で現時点で日本歴代二番目の大きさとなる46キロの驚愕サイズのヒラマサをキャッチする事に成功”と記載があり、超大型のヒラマサでも壊れないことが伺えます。
決してたまたま壊れなかったわけではなく、公式YouTube内の動画の中では10㎏オーバーを含めたヒラマサを多数釣りあげられているので、壊れにくさの実績は折り紙つき。

ボディ強度が活躍する場面はショアも同様。
ルアーフィッシングでは難易度が高いとされている磯のヒラマサ・ブリといった青物。
釣り自体の難易度を上げている理由の1つは釣り場環境。
主に磯がメインの釣り場で、磯ではルアーを岩に当ててしまうことによる破損が大きな痛手になります。
釣り人としては避けたい出来事ではあるものの、足場の高さや水面までの距離が理由で、ルアーを無傷で回収することが難しい場合があります。
一般的なルアーでは致命傷になる場合でも、ボディ強度自体が高いララペンは破損に耐えることができ、ルアーの寿命が長いことが特徴。

ショア・オフショアとジャンルに限らず使用できるルアーであるため、青物を狙いたい釣り人であれば1本持っているだけで汎用性が効くことが利点の1つです。

特徴2|キレキレのアクション

ララペンのアクションはキレキレ、アピール力が強めです。

公式HPによると、アクションはスーパークイックダイブアクション(S字~Z字と水噛みに応じて可変)との記載。
その名の通り、ダイブさせた際には水中でZ字またはS字を書くよなアクション。
動き自体はキビキビと動き、アクション名の”スーパークイック”という意味が伝わる印象。

青物アングラーにとって嬉しことは、アクションに対するレスポンスの良さ。
アクションの幅がワイドに動いてくれるルアーは、リトリーブの長さがやや必要になる印象。
一方ララペンは入力すると、ダイブにも素直に反応してくれ、短い距離でもアクションが出せることが特徴。
なおかつ引き抵抗が特別重い訳でもないので、非常に扱い易いです。

ララペンの使用感をインプレ!楽に扱えることが魅力

ララペン165Fで釣れたヒラマサ

ララペン165Fを使用して最も印象的なことは「楽に扱える」ということ。
53gで飛距離が出せ、力を抜いた操作でもアクションが出せることが理由です。

私は朝から晩まで1日を通し青物タックルを振り続けれる馬力はありません。
ましてや70g前後の大型ルアーを投げつづけることは、結構重労働。
その為、回遊待ちの釣りが苦手です。

一方ララペンは165㎜というやや小さいサイズ感ながら、アピール力は十分。
キャスト時の負担も少なく、引き抵抗も軽い。
扱いやすいお陰か、目標としていた日中の粘りの釣りが比較的に楽になった印象。
1日を通し、ヒラマサ・ブリといった青物を狙うのであれば、役に立つルアーです。

その他の使用感として下記4点をインプレします。

  • 飛距離
  • アクション
  • ボディ強度
  • フック

飛距離

ララペンはショアから使用しても困ることがない飛距離がだせるルアーです。

ジャンプライズ製品ということもあり、飛距離が持ち味。
距離で言うと、70m前後ぐらい飛ぶイメージです。

実釣時には、ラインはPE3号とPE5号を使用しました。
ララペン165Fを使用にするラインとしては、やや太いかもしれません。
当然のことながらPE3号の方が飛距離は伸び、キャスト時の飛距離は70~80m程。
ルアーとタックルがマッチしている印象で、キャストが上手い方ではもっと遠くへ飛ばせるかもしれません。
逆にPE5号ではララペン自体のウエイトが軽いこともあり、飛距離は落ち気味。
タックルのバランス上、仕方がないことではありますが、普段90g前後のルアーを投げるタックルでは少し物足りない飛距離。
ララペン165Fをメインに釣りを行う際には、メインラインの太さによって飛距離が異なるので、ラインの号数はPE3号前後にこだわった方が良いかもしれません。

アクション

青物に対し、強アピールで魅せて食わせることができます。

イメージは魅せて、寄せて、食べやすいシルエットで食わせる。
ララペンを使用し、とにかくアピール力が強いと感じました。

前述の通り、ララペンのアクションはZ字やS字を描くクイックアクション。
実際に動かして観察すると、水中でしっかりZ字やS字のように動いていました。
この動きには魚を寄せてくれる、もしくは魚が思わず口を使わせたくなる力があると感じています。

デイゲームを行っていた時、特にその有効性を感じました。
朝マズメの時合が終わり、静まり返った海。
他の釣り人は帰った中、釣りそびれてしまった私は1人居残り、3時間ほど投げ続けていました。
アクションの練習と確認を行っていた時、急に下から大きな水柱。
ヒラマサでした。
有難くも無事ヒラマサをキャッチした後は、さらにルアーを投げ続けアクションの確認。
先程のヒラマサは偶然だったのかと思うほど、バイトがない状況。
他のルアーをローテンションする中、キャストを続けると、先程同様ララペン使用時にヒラマサのヒットを得ることができました。
回遊待ちに非常に有効的であることを知りました。
この経験以来、日中の誘い出しではララペンを一度は投げるようにしています。

ただし、ララペンのアクションは不向きな状況もあることを経験しました。
波はなく、水がほとんど動かなかった状況。
他のルアーで既にヒラマサを1尾キャッチした後、ララペンを試していました。
何度試すもバイトはなし、チェイスすらありません。
その中、別のルアーを試すと2投目でヒラマサのヒットを得ることができました。
この日釣れたルアーはいずれもララペンよりも動きが少ないルアー。
アピール力が弱いルアーが好まれる状況があるということ、そして時にララペンがハマらない場合があることを知りました。

ボディ強度

磯の釣りで気になるポイントの1つでもあるボディ強度。
私のインプレとしては、「大型魚に対するボディ強度」ではなく、「岩場で釣りをする際のボディ強度」についてご紹介したいと思います。

使用してみるとボディ強度は強く、釣り人には安心感を与えてくれる強度でした。

ジャンプライズ製品はボディ強度が強いことが有名。
ララペンのボディ強度の高さは特徴としても紹介されています。

ユーザーとして使用する中、釣行中にボディ強度の高さと安心感を感じることがありました。
磯でヒラマサを狙う際には、岩にルアーを当ててしまうことがあります。
ウネリがある日などは水際に立ち位置を取ることも難しく、ルアー回収時にぶつけてしまう回数はいつも以上。
当てた際には塗装が剥がれたり、当たり所が悪い場合や強く当ててしまった場合には、亀裂が入りルアーは殉職。
致命的な損失になってしまいます。
ララペンはと言うと、塗装は剥がれるものの、ボディが破損するほどのダメージは受けにくい印象。
1番驚いたのはキャスト時にラインが穂先に絡まり、ルアーが岩に当たってしまった時のこと。
破損を覚悟しましたが、ララペンには深い傷が残った程度。
当たり所が良かったお陰もあるのか、無事に生き残ってくれました。
一般的なルアーであれば粉砕していたかもしれません。

ララペンはボディ強度が高い結果、1本のルアーの寿命が長く、買い替え頻度が他のルアーよりも少なく済む印象。
岩場での釣りでルアーの破損が気なるアングラーにとって、非常に心強い味方。
ルアーの扱いに慣れていない方や、岩場にルアーを当てて殉職しがちな方にはオススメです。

フック

ララペン165Fには標準指定のSPXH#1/0を使用。

公式HPによるとララペン165Fにはトレブルフック・シングルフックの両方に関する記載があります。

ララペン165F推奨フック
[推奨トレブル] SPXH#1/0・STX58 2/0
[推奨シングル] ショアブルー プラグ 3/0、4/0

私自身はトレブルフックを使用。
理由は掛かりを重視していることです。
フックはがまかつのSPXH#1/0を使用しており、アクションはキレキレのZ字。
SPXH#1/0のセッティングでは、ロッド操作で早く入力してしまうと、ルアーがミスダイブしてしまうことがあるので丁寧に操作することを意識しています。

ララペンでは使用していませんが、シングルフックのセッティングは取り入れたい選択肢。
理由は掛けた魚のバラシが少ないという意見が多いこと。
実際に他のルアーではシングルフックを使用しており、魚を掛けた時には確かにバラシの経験がありません。
一方トレブルフックでは、ヒット時に何度かルアーが外れた経験があります。
ララペン165Fではショアブルー プラグ 3/0、4/0をフロント1本、リア2本のセッティングが可能。
今後試したいと思います。

カラー選定で困った時には2色がオススメ|朝は派手カラー!日中はシルバー!

頭の部分がピンク色のララペン165F

ララペン165Fを初めて購入される際には、カラーはピンク系・シルバー系がオススメです。

理由は、トップウォータープラグで重要な視認性
カラーの使い分けついて詳細に知りたい方は井上さん自身が公式YouTubedeでも解説されているので、気になる方はご覧ください。

個人的には操作に慣れていないうちは目立つ色の方が、視認性が良く操作がしやすいといった印象があります。
特に顕著なのは朝マズメ。
青物を狙う以上、朝マズメは絶対に外せない時間帯。
薄暗い時間帯から釣りをする際、ルアーはほぼ見えません。
少しでも視認性を上げる時に役立つのが、派手なカラー。
具体的にはピンクやイエロー。
釣り人からルアーを眺めた際に、頭や背中の部分に派手なカラーが塗られていると非常に見易い。
そして操作性は釣果にも影響していると感じます。
経験としても、ルアーが上手に動かせている時にはバイトがでるが、ミスダイブや水面を滑ってしまうと、反応が悪い印象。
ヒット率を上げる為にも、しっかり見て、ミスなく動かすことが重要。
見る際には派手なカラーが役立ちます。

逆に日中は、見易さよりもアピール力を重視。
派手カラーよりも、シルバー系の方がギラギラとしたフラッシングが多く、アピール力が上がる印象。
朝マズメとは異なり、日中はシルバー系で視認性が悪いということはありません。

もしも1本で視認性とフラッシング要素を取り入れたい時には、派手カラーとシルバーが混ざっているカラーが良いかもしれません。
私自身1本で済ませたい時にはブルピンイワシなどを使用していました。

まとめ

ララペン165Fで釣れたヒラマサ

今回は壱岐の磯歴14年以上の私が初心者の方に向けて【ララペン165Fの特徴・使用感】についてご紹介しました。

ララペン165Fとは、ジャンプライズから発売されていララペンシリーズの中で、最も初期に発売された規格。
ヒラマサを始め、ブリやマグロといった多くの青物が狙えるルアーです。

大きな特徴は2つありあります。

  • ボディ強度
  • キレキレのアクション

ボディ強度は46㎏の超大型ヒラマサでも壊れることがなく、岩にぶつけてしまっても一般的なルアーよりも破損しにくい強度があります。
Z字やS字に動くアクションはアピール力が強く、力を抜いて楽に扱うことが可能です。

個人的な使用感として、ショア(陸釣り)からの使用では下記がオススメ用途です。

  • 日中の回遊待ち
  • 1日投げ続ける際にオススメしたいルアーです。

165㎜という小型ながらアピール力を備えていること、楽な操作でアクションが可能なことが理由です。
ただし、ショアから使用する場合にはPEラインの太さによって飛距離が異なることには注意が必要。
具体的にはPE3号前後が飛距離を出せる太さになります。

ルアーを購入される際のカラー選びは、使用する時間帯が1つの目安です。
朝マズメは視認性が悪いため、派手カラー。
日中はフラッシングによるアピール力が欲しい場合には、シルバー系がオススメです。

青物を狙う釣り人にとってララペンはショア・オフショアと用途を選ばず使用できるため、非常に役立つルアー。
一般的な青物ルアーの中では、比較的リーズナブルな部類でコスパは極めて高い。
これから青物に挑戦される方・新たな選択肢が欲しい場合に、ぜひオススメです!

もくじ