飛行機へ釣り竿を持ち込む方法についてお調べではないでしょうか?
釣り竿の扱いは各航空会社によって条件が様々となっており、非常に紛らわしいところ…。
搭乗当日に「釣り竿が乗せれない」という出来事は絶対に避けたいアクシデントです。
そこで今回は航空会社6社を対象に【飛行機への釣り竿搭載方法】についてご紹介します。
※ちなみに、飛行機へ荷物を載せる場合には「積載」ではなく「搭載」という言葉を用いるそうです。
今回の調査対象は下記の6社で行っています。
・大手航空会社(フルキャリアサービス):ANA・JAL
・LCC(格安航空会社):ピーチ航空・ジェットスター航空
・MCC(ミドル・コスト・キャリア):スカイマーク
・長崎県の航空会社:オリエンタルエアブリッジ(ORC)
調べた結果、航空会社によって搭載できる長さ・サービス・料金などが大きく異なることが分かりました。
これから飛行機を利用した釣り遠征を計画されている方は役立つ内容となっています。
ぜひご覧ください。
飛行機で「釣り竿」の運搬は可能?搭載する場合には利用規定を要確認!
飛行機で釣り竿の運搬できるのかという疑問。答えは”可能”です。
ネットでは釣り人が飛行機へ釣り竿を搭載している実際の体験記事が多く散見され、私自身も飛行機へ釣り竿を搭載したことがあります。
飛行機では釣り竿自体の搭載は可能でありますが、一定の条件を満たす必要があります。
抑えたいポイントは航空会社ごとに釣り竿が搭載できる条件(具体的には長さ・重量)や料金、サービスが異なること。
条件を満たす場合のみ、釣り竿は2つの選択肢のどちらかで搭載することが可能です。
①「受託手荷物(預け荷物)」
②「機内手荷物」
ほとんどの場合には「受託手荷物(預け荷物)」に該当する場合が多く、利用するメインの手段になります。
「機内手荷物」は持ち込める大きさの制限が小型(ANAでは55m以下、peach航空では60㎝以下)であることが多く、素材や危険性などを空港職員が確認・判断し、搭載可否を決めるとされています。
事前に「機内手荷物」を予定していても当日搭載できなくなった場合には、「受託手荷物(預け荷物)」を依頼する手続きや時間、LCCでは余分な追加料金など出費がかさむことも予想されます。
当日急なアクシデントを避けたい場合には、予め2点を抑えておくことが重要です。
・航空会社の搭載条件の確認
・「受託手荷物(預け荷物)」の予約と手配
サービス面では、釣り竿搭載の便利さという点で大手航空会社とLCCで異なっています。
具体的にはANAでは釣り竿専用の長物ハードケースが準備されており、頑丈な梱包をしていない場合でも運搬可能。(※ただし、利用時したい場合には搭乗日前に事前に要相談)
LCCには釣り竿専用の長物ハードケースなどはありませんので、自身で梱包する必要があります。
また料金面も大手航空会社とLCCで異なっています。
基本的に大手航空会社(ANA・JAL)では、重量を超えない限りは搭載料金は無料。
一方LCC(ピーチ航空・ジェットスター)では、「受託手荷物料金」や「サイズの大きな手荷物」として料金が必要になります。
航行会社ごとの「釣り竿」に関連する搭載条件
航行会社6社(ANA・JAL・スカイマーク・ピーチ航空・ジェットスター航空、ORC)の「機内持ち込み」「受託手荷物(預け荷物)」についての搭載規定を調べました。
特に搭載時に重要とされる”長さ” ”重量・個数”を記載しています。
釣り遠征で飛行機をご利用される場合にご確認ください。
(※ 2023年5月時点)
ANA|釣り竿搭載に便利な専用ケース有り!
引用:『https://www.ana.co.jp/』
方法 長さ規定 重量・個数条件 機内持ち込み ・55㎝以内の釣り竿 可 〇プレミアムクラス
3個まで無料(1個当たり32kgまで)
〇エコノミークラス
2個まで(1個当たり23kgまで)
・無料手荷物許容量を超える手荷物は別途「超過手荷物料金」が必要受託手荷物(預け荷物) 下記2点を満たす場合
・1個あたり荷物の3辺の長さの和が203cm以内
・当手荷物を搭載する航空機の貨物室に収納可能なもの
※ただし、寸法を超える場合であっても事前連絡がなされ、なおかつ承認がされた場合には受託可能。
203cmを超える場合は、事前に国内線予約・案内センターに要相談〇プレミアムクラス
1人40kgまで無料
〇普通席
1人20kgまで無料
・無料手荷物許容量を超える手荷物は別途「重量超過手荷物料金」が必要
※1個あたりの重量32kg、3辺の合計が203㎝を超える場合は事前連絡が必要
公式HPによると、ANAでは釣り竿を運ぶための専用ケースが4種類あり、空港カウンターに用意されています。
・「外寸:長さ 220cm×17cm×17cm」
・「外寸:長さ 200cm×17cm×17cm」
・「外寸:長さ 180cm×17cm×17cm」
・「外寸:長さ 150cm×17cm×17cm」
この専用ケースでは長さが203cmまでの釣り竿を入れて運ぶことが可能。
ただし、必ずしも空港に全てのサイズ・在庫のケースがあるわけではないようで、利用する人が集中してケースがなくなった場合はこのサービスを利用できません。
自身の釣り竿が最小のケースに入るかを確認し、入らない場合や希望のサイズのがある場合は、事前に国内線予約・案内センターへ相談。
JAL|搭載最長は320㎝!
引用:『https://www.jal.co.jp/jp/ja/』
方法 長さ規定 重量・個数条件 機内持ち込み 〇飛行機の座席数100席以上
3辺の合計:115cm以内
(55cm×40cm×25cm以内)
〇飛行機の座席数100席未満
3辺の合計:100cm以内
(45cm×35cm×20cm以内)
※各辺のサイズが規定内であっても、3辺の合計を超える場合持ち込み不可。
※折りたたみ式の釣り竿は下記3点を満たす場合に機内持ち込み可
①畳んだ状態で長さ60㎝以下
②木製・プラスチック製のもの
③空港職員が実物を見て凶器にならないと判断した場合
基本は「受託手荷物」の方が手続きがスムーズ・合計重量 10kg以内まで
身の回り品1個、お手荷物1個受託手荷物(預け手荷物) ・搭載可能な長さの目安
200~320cm
(通常 50cm×60cm×120cm以内)
(※長さは飛行機機種によって変動)
※規定サイズを超えるものについては、航空機の貨物室に搭載可能な場合に限る
※長尺物は当日の天候・他の荷物との兼ね合いで搭載の可否が変わる。受託手荷物の事前予約・相談は不可〇ファーストクラス
1人45kgまで無料
〇普通席
1人20kgまで無料
※個数制限無
・100kgまで受託可
(※1個あたりの重量 32kgまで)
JALは大手航空会社であるものの注意が必要。
基本的に長物として200㎝以下は搭載が可能、機種によっては320㎝まで対応ができる。
しかし、当日の状況(天候・他の荷物)によって釣り竿を搭載できない場合があるらしく、事前予約・相談などは対応不可。
搭乗当日に釣り竿が運べないリスクがあります。
サービス面に関しても注意が必要。
JALには長物専用ケースがあり、他のブログや過去の利用者から長物ケースが使用できるという情報があります。
しかしJAL公式HPに長物専用のケースの存在・利用に関する記載は見つけることができませんでした。
実際に電話で確認したところ、確かに長物専用ケースは存在していました。(※2023年5月16日確認)
ただし、在庫の管理はしておらず、どこの空港にどれだけの数が配置されているかは不明。
また原則事前予約や相談は不可のため、実質使用することは難しいと想定されます。
JALを利用する際には、自身で梱包することをオススメします。
スカイマーク|長物料金不要で280㎝まで対応!
引用:『https://www.skymark.co.jp/ja/』
方法 長さ規定 重量・個数条件 機内持ち込み ・3辺の合計115cm以内
(55×40×25cm)
※上記サイズ内の手荷物であっても場合により受託手荷物なること有・合計10㎏以内
身の回り品 + 1個まで受託手荷物預け手荷物) ・280cm以内
(通常 50cm×60cm×120cm以内)
※貨物室のスペースの都合、当日の運航状況により、預かりを制限する場合有・1人20kgまで無料
※個数制限なし
・100kgまで受託可
(※1個あたりの重量 32kgまで)
・超過手荷物料金
重量超過10kgごと1,000円
スカイマークでは、大手航空会社が用意している長物専用ケースはありません。
ただし、釣り竿自体を預けることに対する追加料金は不要です。
また、他社と比較した際、預けれる長さが280cmと長いことが特徴です。ワンピースロッドなどを運搬したい方にはオススメです。
ピーチ航空|最長203㎝!長さ短めに注意が必要
引用:『https://support.flypeach.com/hc/ja』
方法 長さ規定 重量・個数条件 機内持ち込み ・3辺の合計115cm以内
(例 高さ40㎝×幅50㎝×奥行25cm)
※折りたたみ式の釣り竿は下記3点を満たす場合に機内持ち込み可
①畳んだ状態で長さ60㎝以下
②木製・プラスチック製のもの(カーボン素材不可)
③空港職員が実物を見て凶器にならないと判断した場合
基本は受託手荷物の方が手続きがスムーズ・1人合計7.0kgまで無料
・個数 1人2個まで(身の回り品)受託手荷物(預け手荷物) ・3辺の合計203cm以内 ・1個につき20kgまで(最大32kg)
・料金はプランによって異なる
「peach航空|サービス・座席・手荷物」
・20kgを超えた場合、32kg以内の手荷物であれば別途重量超過料金
「国内線:受託手荷物料金」
・1人合計100kg、最大5個まで預け可
ピーチ航空で釣り竿を搭載する場合には注意が必要。
理由は長さは3辺の合計が203㎝以内となっている点。
1辺の長さではなく、長さの合計で搭載の可否が決まるため、釣り竿梱包に用いられるハードケースが条件を満たしていることをご確認ください。
ケース自体が条件を満たす場合には、重さが20㎏を超えているか否かで料金が変動します。
また受託手荷物はプラン・申し込みのタイミングや場所によって料金が異なることにも注意が必要です。
プランの中で「バリューピーチ」「プライムピーチ」には1個以上の受託手荷物が追加料金なく利用可能ですが、「シンプルピーチ」では別途料金が必要。
受託手荷物1個当たりの値段は、申し込むタイミングと場所で料金が異なり、最も安い方法は「ウェブサイトを利用し、航空券購入時に予約する」で1950円です。
ウェブサイトで申し込み (航空券購入時) | ウェブサイトで申し込み (航空券購入後の追加) | コンタクトセンター 空港カウンターで申し込み |
---|---|---|
1,950円 | 2,490円 | 3,050円 |
ジェットスター航空|追加料金で230㎝まで対応可能
引用:『https://www.jetstar.com/jp/ja/home』
方法 長さ規定 重量・個数条件 機内持ち込み ・キャリーケースなど
(高さ56cm×幅36cm×奥行23cm)
・スーツカバーなど
(高さ114cm×幅60cm×奥行11cm)・1人合計7kgまで無料
・個数 1人2個まで(身の回り品)
・7㎏以上は有料
・1個あたりの重量10kgまで受託手荷物(預け手荷物) ・1辺の最大寸法2.3mまで
※1辺の長さが1mを超える物は「サイズの大きな手荷物」に該当。
追加料金¥2,000・1人40kgまで
・料金はプランによって異なる
※1個当たりの最大重量は32kgまで
ジェットスター航空では、1辺の最大寸法2.3mまでを「サイズの大きな手荷物」として、追加料金2,000円で搭載することが可能。
ただし、この追加料金2,000円はあくまでも釣り竿という長物に対する料金で、重さは考慮されていないことに注意が必要です。
基本的に無料で搭載できる重量は持ち物全ての合計が7㎏までであるため、ケースや釣り竿の重さ分を含めた受託手荷物プランを購入する必要があります。
オリエンタルエアブリッジ(ORC)|長物搭載は要事前相談
引用:『https://www.orc-air.co.jp/』
方法 長さ規定 重量・個数条件 機内持ち込み 45cm×35cm×20cm
(身の回り品以外の物を持ち込む場合)・身の回りの品(ハンドバッグ、カメラ等)のほか、1個。 受託手荷物(預け手荷物) ・縦×横×高さの3辺の和が203cm以内
※203㎝を越える荷物について
貨物室スペースに限りがあるため、預けれない場合有。大きなお手荷物を預けられるお客様は、予め営業所へ要相談。
・1人20kgまで無料
・1個あたり32kgまで
・個数制限無
・1人合計最大100kgまで
ORCは九州の離島(対馬・壱岐・五島)へ行く際には欠かすことができない交通手段。
釣り竿を搭載する際には、長さの条件が3辺の和が203cm以内になっていることに注意が必要です。
また203㎝を超える場合でも搭載できる可能性がありますが、その際には事前相談が必要です。
<事業所>
〇本社
TEL:0957-53-7111
<ORC予約センター>
TEL:0570-064-380
営業時間 8:00-18:00(年中無休)
飛行機へ釣り竿を搭載する際には梱包にご注意
飛行機へ釣り竿を搭載する際には”梱包”をご注意ください。
特にANA以外の航空会社を使用するときは、より厳重な梱包が必要です。
理由は『航行会社ごとの「釣り竿」に関連する搭載条件』で前述した通り、専用の長物ケースが用意されているのは大手航空のみとなっており、その他の航空会社では長物ケースの用意などはありません。
そのため自身で釣り竿を梱包し、受託手荷物(預け手荷物)へ依頼する形になります。
そして、飛行機では釣り竿自体の搭載は可能となっておりますが、多くの航空会社では輸送時の破損などに対する補償はありません。
この保障は大手航空会社の長物ケースを用いた場合も同様です。
遠征先で楽しい釣りを行うためには、移動時にロッドが破損しないためにも丁寧かつ頑丈に梱包することをオススメします。
緩衝材となるプチプチやクッション材はホームセンターなどで300円前後で購入ができます。
また、ケースを用いる場合にはソフトケースではなく、ハードケースをオススメします。
プロックスから発売されている「ラウンドエアーロッドケース」は価格も安く、長さを調整できるため使い易いです。
ジェットスター航空を利用した例|受託・竿の破損のアクシデント無し
飛行機の受託手荷物ルールが分かったとしても、初めて釣り竿を搭載する方にとっては不安があるかもしれません。
実際に私がジェットスター航空へ搭載した時の感想としては、「受託手荷物の預け渡しから、到着後の受け取りまで、全くアクシデントはなく、スムーズ」でした。
サービスを受けた時の流れ・状況は下記の通りになっています。
▼ 利用状況
航行会社:ジェットスター航空
竿ケース:BAZUKA PRO(PROX) 187cm、約7㎏
▼ 受託手荷物 預け入れ~受け取りの流れ
- 搭乗受付開始後、受託手荷物カウンターで手続き。
釣り竿の長さ、重さを計測。
係員さんから中身には何が入っているのかを質問されました。釣り竿が入っていることを返答。
輸送中の中身の破損に対する補償ができないことへの説明と署名。(列に並んで署名完了まで5分前後でした) - 署名後は、長物・大型荷物の受託窓口にて中身のスキャンと預け渡し。問題がなければ預けることができ、荷物の預かり券のような物を渡されました。ただし、この預かり券は回収時に必要ではありませんでした。(空いていたので5分ぐらいで完了)
- 飛行機へ搭乗。
- 到着後は受託手荷物引き取りのため、ベルトコンベア前で待機。
過去の経験から引き取りには2パターンがあります。
パターン1としては通常通り、他のお客さんの荷物に混じって釣り竿が流れてくる場合。
パターン2としては係員さんが手作業で運んできてくれる。
上記の2パターンのどちらかで引き取りが完了です。(早い時は5分、長い時は15分ぐらい待機したことあり)
私の実体験として、過去何度か遠征のために飛行機へ釣り竿を搭載しています。
竿ケースにいれて、緩衝材で梱包していますが、竿が折れたり破損したことは1度もありません。
意識して梱包している点としては、竿ケースの中でロッドが動かないようにすることです。
ロッドをプチプチで巻き、ワンダークッション(緩衝材)で隙間を埋めて竿ケース内でロッドが上下に動かないように梱包しています。
搭載のルール・梱包に問題がなければ、安心して搭載することが可能です。
飛行機に釣り竿を搭載出来なった場合の別手段は宅急便
長さ制限で釣り竿を飛行機に搭載出来なかった場合には、宅急便を利用する手段があります。
ピーチ航空では、長さ制限は3辺の合計203cm以内となっているため、ハードケースが基準を満たさず搭載できない場合の選択肢になります。
方法1|佐川急便の飛脚ラージサイズ宅配便
宅急便ではヤマト運輸・佐川急便・日本郵便という選択肢がありますが、一番大きなサイズを扱えるサービスは、佐川急便の飛脚ラージサイズ宅配便。
飛脚ラージサイズ宅配便の特徴は下記の通りです。
・3辺合計が160cmを超える荷物(260cm以内)
・重さ50kgまで
長物が飛脚宅配便と同じスピードで配送できることが特徴。
ただし料金は一般的な宅急便よりも高め。
同じ都道府県エリア内での発着が最低価格になり、最低でも6,000円以上が必要。
方法2|ヤマト運輸
私が多用するのは、ヤマト運輸。
他の運送会社と比較して長物が運べるわけではありませんが、価格が佐川急便の飛脚ラージサイズ宅配便よりもリーズナブルであることが特徴。
ヤマト運輸が対応できる条件は下記の通りです。
- 縦・横・高さの合計が200cm以内(ただし、1辺が170cm以内)
- 重さが30kg以内
重要なポイントとしては、1辺の長さが170㎝以内であること。
ロッドで例えると10ftのロッドを2ピースに分けた際、緩衝材などで梱包してギリギリ収まるサイズ。
11ftを超えるロッドは、2ピースに分けた段階で収まりきりません。
アジングやエギングなど比較的長さが短いロッドを輸送する際には便利です。
まとめ
今回は航空会社6社を対象に【飛行機への釣り竿搭載方法】についてご紹介しました。
▼ 調査対象6社
・大手航空会社(フルキャリアサービス):ANA・JAL
・LCC(格安航空会社):ピーチ航空・ジェットスター航空
・MCC(ミドル・コスト・キャリア):スカイマーク
・長崎県の航空会社:オリエンタルエアブリッジ(ORC)
調査の結果、飛行機へ釣り竿の搭載は可能であるものの、航空会社によって搭載できる長さ・サービス・料金などが大きく異なっていることがわかりました。
搭載方法には「受託手荷物(預け荷物)」もしくは「機内手荷物」の2つの選択肢がありますが、基本的には「受託手荷物(預け荷物)」が長いロッドを運ぶ際に利用する搭載方法になります。
各社の「受託手荷物(預け荷物)」を特徴で比較してみると下記のようになっています。
- 長さ:JAL 最長320㎝
- サービス:ANA 長物ケース有
- 料金:ANA・JAL・スカイマーク 釣り竿(長物)に対する追加料金無
また、飛行機では釣り竿の搭載は可能ですが、輸送時の破損などの補償がありません。
「受託手荷物(預け荷物)」を依頼する場合には破損を防ぐ丁寧かつ頑丈な梱包が重要です。
遠方の地・離島などへ釣り遠征へ行く際には飛行機は欠かすことのできない手段となっています。
この記事が飛行機へ釣り竿を搭載する際のお悩み解決に繋がれば幸いです。
飛行機に関するよくある質問
- 飛行機へ釣り竿を持ち込むことは可能ですか?
-
航空会社ごとに決められたルール・基準を満たす場合にのみ持ち込むことができます。
搭載する際には、機内手荷物・受託手荷物(預け荷物)として持ち込みます。 - 釣り竿の持ち込みは無料ですか?
-
航空会社によって費用は異なります。
JAL・ANA・スカイマークでは、釣り竿を搭載すること自体への追加料金はありません。
一方、peach航空・ジェットスター航空では、追加料金が必要になる場合があります。
詳細は『航行会社ごとの「釣り竿」に関連する搭載条件』よりご確認ください。