ヒラスズキゲームで使用するPEラインについてお悩みではないでしょうか。
PEラインは各社から様々な種類が発売されており、判断に迷うかもしれません。
今回は壱岐の磯歴14年以上の私が【ヒラスズキゲームに役立つPEライン】についてご紹介します。
特に実際のヒラスズキ経験を活かし、使い易さ・釣果に繋がるポイントについてまとめています。
これからヒラスズキ釣りに挑戦したい方に、おすすめの記事です。
ぜひ、お役立てください。
ルアーフィッシングに多用される「PEライン」とは?メリット・デメリットを解説
PEラインとは、細い糸を編み込んだ糸のこと。
現在のルアーフィッシングで幅広く使用されているラインです。
PEラインは使用するメリットが多いため、ヒラスズキを狙いの釣り人はほとんどの方がPEラインを使用されているのではないでしょうか。
改めてPEラインのメリット・デメリットをご紹介すると、下記の特徴があります。
PEラインのメリット
- 感度が高い
- 飛距離が出る
- 強度が強い
- 劣化しにくい
PEラインのデメリット
- 岩や魚などの擦れに弱い
- ショックリーダーとの結束が難しい
PEラインはデメリットがあるラインですが、ショックリーダーを結束することで、擦れに対する対策は可能。
デメリットを打ち消し、PEラインのメリットを最大限に発揮することができます。
PEラインが扱えるようになれば、ルアーフィッシングにおいては大きなアドバンテージ。
ルアー飛距離の向上は勿論。
ライン自体の強度が強いため、70㎝や80㎝を超えるヒラスズキがヒットした場合でも、力強くリールを巻いて魚を寄せることができます。
強度が強いPEラインは、ヒラスズキを狙う上では欠かすことができないラインと言えます。
・PEラインとは、細い糸を編み込んだ糸の事。
・メリット|感度が高い、飛距離が出る、強度が強い、劣化しにくい。
・デメリット|擦れに弱い、ショックリーダーとの結束が難しい。
ヒラスズキゲームはココが重要!PEラインを選ぶポイントは3点
ヒラスズキゲームでPEラインを選ぶ際のポイントは3点、「色」「網み数」「太さ」は特に重要です。
理由は「色」「網み数」「太さ」に拘るだけで、使い易さが向上。
具体的には視認性・操作性・飛距離などが向上し、結果的に釣果アップに繋がることがあります。
ポイント1|PEラインの「色」
色は黄緑、黄色、オレンジなどが見やすく、視認性が向上します。
ヒラスズキ釣行に行った際、ラインが海やサラシの背景に同化し、ライン・ルアーがどこにあるのか分からなかくなった事はないでしょうか。
ヒラスズキゲームには欠かすことができないサラシ。
時にサラシはルアーやラインを見る際に、所在をわかりにくくしてしまう事があります。
特に白いPEラインを使用した際には、サラシと重なり顕著です。
このような場合には、ラインの「色」の視認性を上げることで対策することが可能。
ラインの視認性向上は、トレースコース・ラインメンディングがしやすくなるだけでなく、自分が意図したルアー操作を行いやすくしてくれます
ポイント2|PEラインの「網み数」
「編み数」は、ラインのハリコシ感、ガイド抜けに影響しており、ライントラブル軽減に繋がるポイント。
ヒラスズキゲームで、バックラッシュが頻発したり、いつの間にかコブができてしまうことはないでしょうか。
PEラインは細い糸を編み込んだ糸であり、ラインによって編み込んでいる本数が異なっています。
一般的に多いのが、4本編み・8本編み。
この網数が違うことによって、価格・表面の手触り・ハリコシ感などが異なります。
中でも8本編みがおすすめ。
4本編みよりも価格が高いものの、ラインにハリコシ感があり、ガイド抜けが非常に良いです。
結果、ライントラブルも激減し、トラブルレスな釣行が可能、実釣時間確保に繋がります。
ポイント3|PEラインの「太さ」
壱岐でヒラスズキゲームをする際のメインのPEラインの号数は2パターン。
飛距離重視の場合には1.5号、パワー重視の場合には2.0号が個人的オススメ目安です。
ヒラスズキゲームで、思った場所までルアーが飛ばないということはないでしょうか。
ヒラスズキゲームでは、強風下で釣りをする事が多く、飛距離は避けて通りれない悩みの1つです。
飛距離を伸ばすためには、飛距離性能が高いルアーを使用することは勿論の事、ラインの「太さ(号数)」が重要。
現在一般的にヒラスズキゲームで主流となるラインの「太さ」は、1.5号が多く、十分に飛距離を出せる「太さ」になります。
使用するフィールドとしては、1.5号は飛距離が必要とされる遠浅の磯・ゴロタ磯・シャローエリアでオススメです。
釣り慣れている方では、1.2号でもいいかもしれません。
一方、「太さ」2.0号のラインは、1.5号よりも強度は高いものの、飛距離がやや減少します。
2.0号は飛距離が必要とされない磯・足元を狙う急深の磯、青物の回遊が多い場所など、飛距離よりも強度を重視する場面で優れています。
(※)ご参考までに、現在使用しているPEライン(よつあみ エックスブレイド アップグレードX8)の強度は下記の通りです。
・1.5号 30lb
・2.0号 40lb
10lb=約4.5㎏の違いがあります。
・PEラインを選ぶ際のポイント3点「色」「編み数」「太さ」。
・「色」|黄緑、黄色、オレンジなどが視認性が高い。
・「編み数」|8本編みはハリコシ感があり、ライントラブルが軽減できる。
・「太さ」|飛距離重視の場合は1.5号、強度重視の場合は2.0号がおすすめ。
おすすめPEライン|エックスブレイド アップグレードX8(よつあみ)
【号数】0.6、0.8、1.0、1.2、1.5、2.0、2.5、3.0
【規格】150m(0.6~1.5号)、200m(0.6~3.0号)
【価格目安】2,141円~
個人的にヒラスズキゲームでおすすめのPEラインは『エックスブレイド アップグレードX8(よつあみ)』です。
理由は、ヒラスズキゲームで重視したいポイント3点「色」「網み数」「太さ」が満たされている事です。
具体的には、「色」は黄緑で視認性が高く、「編み数」は8本編みでハリコシがあり、ライントラブルが少なく、快適な釣行を楽しむ事が可能です。
「太さ」も必要な号数が揃っています。
エックスブレイド アップグレードX8(よつあみ)の使用感
エックスブレイド アップグレードX8(以下、エックスブレイド)は、非常に使い易いライン。
特徴としては、「色」が黄緑で視認性が良く、「網み数」が8本編みでライントラブルが少ない事です。
「色」に関しては、過去に白・赤・黄色・オレンジ・青・マーキングタイプなど、様々使用してきました。
中でも黄緑は、曇りなどでローライトな時、大時化な時でも圧倒的な視認性でした。
「網み数」に関しては、3本編み、4本編み、8本編みと使用してきました。
網み数が上がるにつれて、価格は上がるものの、ラインの滑らかさ・ハリコシ感が格段に向上しました。
ラインの質が変わる事により、釣行中に避けたいライントラブルが激減しました。
エックスブレイドは、他の8本編みのPEと比べハリコシ感・滑らかさがあり、バックラッシュが非常に起こりにくい印象です。
また、釣りをしていると、いつの間にかできているコブが出来る事も少ないです。
ヒラスズキゲームで使用する際にはメリットが多いラインですが、デメリットとしては、価格がやや高い事、2.0号は規格が200mのみで、150mが無い事です。
多少費用は掛かるものの、実釣中にライントラブルを解消する時間・ライントラブルで取り除くライン量を考えると、トータル面でコスパは良いかもしれません。
<メリット>
・8本編のため、手触りが滑らか、ザラザラ感が少ない。ガイド抜けも良い。
・ラインにハリコシがあり、バックラッシュが少ない。コブが出来る事も少ない。
・色は黄緑で、非常に見やすい。
<デメリット>
・一般的なPEラインよりも価格は若干高め。
→ ネット販売・大手釣具屋の特売で500~600円程安く購入できることも。
・2.0号は規格が200mのみ。
まとめ
今回は壱岐の磯歴14年以上の私が【ヒラスズキゲームに役立つPEライン】についてご紹介しました。
ヒラスズキゲームで使用するPEラインを選ぶポイントは3点、「色」「編み数」「太さ」が重要です。
「色」は、黄緑・黄色・オレンジなどが視認性が高く、ルアー・ラインの操作性を向上させることが可能です。
「編み数」は、8本編みはハリコシ感があり、ガイド抜けも良く、ライントラブル減少に繋がります。
「太さ」は、号数に関してご紹介しました。
ゴロタ磯・シャローエリアなど飛距離重視の場合には1.5号、足元を狙う急深の磯、青物の回遊が多い場所など強度重視の場合には2.0号がおすすめ。
ただし号数が上がると、飛距離が落ちることにも注意が必要です。
よつあみから発売されている『エックスブレイド アップグレードX8(よつあみ)』は上記3つのポイントを押さえたPEラインで非常にオススメです。
PEラインはナイロンラインと比べると価格はやや高いことがデメリットではありますが、ルアー・ラインの操作性を各段に向上できるライン。
中でも8本編みPEラインは、実釣中のライントラブルが少なくいことが特徴。
易いPEラインでライントラブルの際に取り除くライン量を考えると、トータル面でコスパが良いラインです。
ぜひ、お試しください。
釣れた際には、ぜひ掲示板に釣果のご報告をいただけると嬉しいです。
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